漢江の東側から上がる月が 赤いか　黄色いか ナイトクラブの入り口に 灯りが...

部屋を出るとき鍵を掛けたかな ガスの栓は閉めたかな 何回も確認してしまう ...

一度聴いた曲が大したこと無くて 何かの拍子に何度も聴いている内に 何度も歌...

私にとって今はスマホが聖書 本物の聖書をホテルに忘れたために 捕まる国もあ...

季節が行き過ぎた界隈は 人影も無く　虫が行き交う かつての賑わいは今は蝉の...

この愛を人は馬鹿な愛だと言う お互い愛する資格も無いくせに 何を偉そうに愛...

誰かが笛を吹いた　確かに 振り返っても誰も知らない顔ばかり 10番街の壁に...

紙飛行機が落ちるまでに 心を決めましょ　少しの間だけど ここはビルの屋上...

毎日溢れでるの　貴方を思えば でも貴方に見せることが出来ない もしも涙を入...

この世は苦しくて辛いことばかり 未来のことも分からないことばかり 出来ると...

街を歩いても水色に見える お医者様に診てもらっても どこも悪くありませんて...

十五　十六　十七と通った駅に もう君は居ない　廃線の跡に 錆びたレールが棄...

別に愛した訳じゃない いきなり目の前に現れて 人の心の財布を奪って行ったあ...

貴方と私を表すとき 愛がある方が私 愛が無い方が貴方と表記される この冷...

二人の間では　正しい愛でも 世間から見れば間違ってるのね 愛の小部屋ならあ...

マハラジャの庭に在る時を刻む 噴水の水の流れと 俺の家にあるトイレの水の流...

七年前の夏　食べた小豆入りのかき氷 もう　そんなになるんだ 別れたのが　２...

夢の国の橋の袂 スナックが一軒 毎夜人々が訪れる 美しいママが微笑む 十...

この深い深海のような闇を行く 原潜が蠢くような社会 女が手軽に入手できる情...

いつまで　続けるつもり 醜い争いを そりゃ無理だわ 宗教で解決しようたって...

ほどよくブレンドされた青色の空 ミルク色の飛行機雲がラテアートのように 描...

京の女が言いました 私　しらこいでしょ それはね　千年も昔から 他所の國か...

女は幾つになっても可愛さが命 だから掬ってその可愛さを 心配しないの紙が破...

出会いと別れの港町 あなた尋ねて来たけれど 運命の重さに縛られて 悲しく鶴...

いつもなら　お掛けになった電話は 電源が入ってないか　電波の届かない所 P...

云々をでんでんと呼ぶ 大臣に媚びへつらい 情報を貰う 格安の放送権料で免...

太陽に焼かれ　地獄からの熱い風に 燻されこんがりと焼き上がる 生きるとはそ...

人は娯楽に人のゴシップを待っている 芸人の間の抜けた芸 酷い芝居　そんなも...

人生には三つの袋があります お袋　給料袋　堪忍袋 結婚式の定番の商品 で...

今なら人生を振り返ることが 出来る 楽しかったこと 苦しかったこと 嫌だっ...