今頃　君は何してるかな
空想ばかりを繰り返す
遠く　どこかの君のもとに
続く道があったらなぁ・・・
仮定形ばかりの願いと
叶わぬことを考える
覚悟決めて見送ったはずなのに・・・

合っていたのかな
浮かない顔した空を見つめ
白い吐息で手に少しだけ
沁みる温度と香りの缶コーヒー
味わいながら

もう一度だけ　もう一度だけ
近くで眺めるだけでも構わないから
会わせておくれよ　ねぇ答えてよ
神様　いるんだろう　やめてよ
またそっぽを向くことを

去年のこの頃はいっしょに街を歩いてた
今年は空いた隣に空虚な風が吹く
人気の少ない枯れ木の通り
ベンチで振り返る写真
あたたかな君との幸せな日々
捨てれば楽になるのかな
もっと辛くなるのかな

部屋の隅にしまい忘れた写真
思い出す別れ際と君の泣き顔と約束
「大人になってまた会おう」

僕はもう決めた　過去にすがらないさ
未来にもっと輝く日々があるのなら
今を忘れさせる幸せが待つのなら
すべて一つの思い出　抱えて生きて行く
今が過去になって近づく　君との新しい日々
目指して進む　長い旅

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