記憶を頼りに君を探すよ　笑顔の君だけが浮かぶ
身震いするくらい澄んだ空は　見上げた僕に雨を降らせた

急に途絶えた　君からの手紙
その意味を噛み締めて
涙を落とした

瑠璃色の風の中で立ち尽くしていた
静かに眠る君の顔が微笑んでいるようで
無力ゆえに失った君を取り戻せるのなら
一度だけ　時を戻して

永遠の涙は枯れてしまった　抜け殻の君の前でも
夢と現実の狭間で僕は
僕を見失った真っ青な世界に

これからどうやって生きればいいの？
その疑問もゼロに戻して
君に背を向けた

瑠璃色の風の中をただ進んでいた
振り返らず　立ち止まらず
ひたすら前に
たとえそれば終わりのない闇の中でさえも
無力な僕はもう見えない

限りある命　消せない悲しみを
生きる力に変えて
闇の中を吹き抜けてやろう

瑠璃色の風の中で両手を広げて
消えていった命を乗せ　高く舞い上がれ
無力ゆえに絶望した弱い僕でさえも
瑠璃色の風に乗って

吹き抜ける風の中で　立ち尽くしていた
静かに眠る君の顔が薄れて消えていく
もしも君がこの空の中に生きてるなら
僕も行くよ風に乗って

瑠璃色の風に乗って

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