苦しくて　苦しくて　溺れそうなの　どうかもう一度だけ　貴方に逢わせて　溢れ出した想いを　ちゃんと届けるから　ねぇ　もう一度笑って

嵐の夜に出会った　名も知らぬ人　だけど胸焦がれた　いくら忘れようとしても　所詮は叶わぬ恋　結ばれぬ想いだと　知れば知るほどに　募る気持ち抑えられない　昔誰かに聞いた　お伽話は　可哀想な人魚と　優しい王子の物語　だけど裏腹に現実は　残酷だった　だからもう　二の舞にならないよう…

声と引き換えに　美しい足を貰い　だから逢いに行く　貴方の元へと駆け寄るの　きっと笑って　抱き締めてくれるわ　期待していた私が　愚かだったのでしょうか　昔誰かに聞いた　お伽話の様　可哀想な人魚は　私だったのかな　幸せそうに微笑んだ　あなたの隣の女性(ひと)は綺麗で　幸せ壊せなかったの

苦しくて　苦しくて　溺れてしまう　どうか貴方だけは　ねぇ幸せになって？　渡された刃は　自分に向けた　それが愚かすぎた私の　最期でした

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