寒いねと擦り合わせた
手のひらの隣に
君がいるだけで

私の心は暖まるんだ
カイロなんかよりも
ずっとずっとずっと

ごめんね今は
なかなか会えない
距離になったけど

喜ぶべきだろう？
就職したんだから
もう少し暖かい
季節を迎えたらさ

また会おうよ
未来の色をまとった
風の下なんかで


二人でパスタ食べながら
他愛のない話したね
あの日少しだけ
これからが怖かった

近くの席でおいしそうに
ハンバーグを食べる
あの女性のような
素敵な大人になれるかな

大丈夫だよと笑う
君がいてくれるなら
まぎれもなくそう
なれるよ、二人は。

別れを惜しむより
前を見て歩き出す
そのほうがいいと
いつか気づいたんだ

隠した涙は乾いた地に
新芽を芽吹かせる
そう信じてる


卒業アルバムの夢は
押し入れの奥で
ずっと眠っている

そのままでいいね
大丈夫幸せだから
ずっと眠っていて

もう開かないまま


あと何回だろう？
君に会えるのは あぁ
次に会うときには
もっと素直になり

また会おうよ
未来の色をまとった
風の下なんかで

未来の色をまとった
風の下なんかで

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